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口頭

イオンビームを用いた突然変異育種による温室メロン"静育1号"の育成

種石 始弘*; 前島 慎一郎*; 片井 秀幸*; 大場 聖司*; 山田 栄成*; 大橋 弘和*; 長谷 純宏; 田中 淳

no journal, , 

静岡県の主要特産野菜である温室メロンでは、高品質かつ低コストで栽培できる品種・系統の育成が望まれている。暖房費が生産コストの多くを占めているため、演者らは、低温栽培条件下でも果実肥大性がよく、収穫遅延が発生しない、高品質な品種・系統の育成をすすめてきた(前島ら、2007)。ここでは、低温条件下でも果実肥大に優れる冬作向け温室メロン"静育1号"について、育成経過とこの系統を種子親とした雑種第一代(F1)の特性を報告する。"静育1号"は、親品種に比べ、縦長の果実で、果実肥大性や外観が優れていた。初期生育(展葉,草丈)はやや遅れるが、果実糖度は高く、収穫の遅れはなかった。"県温冬3"を花粉親としたF1は、慣行F1品種である"県温冬23"に比べ、縦長の果実で、果実肥大性や外観が優れていた。初期生育の遅れはなく、果実糖度は同程度であった。

口頭

イオンビーム照射を行った"弘前在来"トウガラシの照射次代における変異の発現

佐藤 悠輔*; 前田 智雄*; 本多 和茂*; 嵯峨 紘一*; 石川 隆二*; 秋田 祐介; 吉原 亮平; 野澤 樹; 鳴海 一成

no journal, , 

"弘前在来"トウガラシは青森県弘前地方の在来トウガラシで、大型の果実と香味のバランスの良さが特徴とされている。われわれは"弘前在来"トウガラシの付加価値向上を目的として2009年からイオンビーム育種を試みている。冨川らの報告では、照射当代の生育に及ぼすイオンビーム照射の影響及び変異誘発に有効な線量を調査した。本報では、イオンビーム照射が照射次代の生育に及ぼす影響の調査,照射当代の照射線量、さらには変異の有無が次代の変異率に及ぼす影響及び照射当代の変異と次代の変異の関連性について調査を行った。

口頭

紫色の芳香シクラメン"孤高の香り"(${it Cyclamen persicum}$$$times$$${it C. purpurascens}$)へのイオンビーム照射によって得られた白色変異体の香気成分の分析

亀有 直子*; 大久保 直美*; 近藤 恵美子*; 中山 真義*; 秋田 祐介; 長谷 純宏; 谷川 奈津*; 森田 裕将*; 田中 淳; 石坂 宏*

no journal, , 

芳香シクラメン"孤高の香り"の変異を拡大するためにイオンビーム照射を行ったところ、M2集団から白色の変異体が得られた。これまでに、変異体では、花弁においてフラボノールのみが検出されアントシアニンは含まれていないこと、"孤高の香り"の主要香気成分であった芳香族化合物が検出されなかったことを報告した。アントシアニンと芳香族化合物は前駆体が共通であることから、花弁色素と香気成分の両方に変化が起きたことが推察されたため、本研究では変異体の香気成分に関する詳細な情報を得ることを目的として、"孤高の香り"及び白色変異体の花の発散成分及び内生成分の定量分析を行った。

口頭

芳香シクラメン(${it Cyclamen persicum}$$$times$$${it C. purpurascens}$)の半数体へのイオンビーム再照射による倍加半数体の作出

近藤 恵美子*; 亀有 直子*; 北村 智; 秋田 祐介; 長谷 純宏; 田中 淳; 中山 真義*; 谷川 奈津*; 森田 裕将*; 石坂 宏*

no journal, , 

これまでに、芳香シクラメン(${it Cyclamen persicum}$$$times$$${it C. purpurascens}$)"麗しの香り"(複二倍体,花色:ピンク)の半数体にイオンビーム照射を行い、サーモンピンクの変異体(ion3)を選抜し、さらに、ion3へのイオンビーム再照射により新たな変異体(不稔)を得た。本研究ではion3の黄化葉柄へのイオンビーム再照射と培養により稔性を回復した個体(倍加半数体)を獲得したので報告する。この倍加半数体は大きさがion3よりも大きかったが、花色の成分には大差がなく、種子培養によって個体を増殖させることが可能となり、新品種作出に大きな期待が持てる。

口頭

紫色の芳香シクラメン"香りの舞い"(${it Cyclamen persicum}$$$times$$${it C. purpurascens}$)へのイオンビーム照射によって得られた変異体の色素の解析

近藤 恵美子*; 中山 真義*; 亀有 直子*; 谷川 奈津*; 森田 裕将*; 北村 智; 秋田 祐介; 長谷 純宏; 田中 淳; 石坂 宏*

no journal, , 

種間交雑により作出した芳香シクラメン"香りの舞い"(${it Cyclamen persicum}$$$times$$${it C. purpurascens}$)の変異を拡大するためにイオンビーム照射を行った。その結果、"香りの舞い"の花色は紫色であるが、320MeV炭素イオンビーム1Gy及び2Gy照射区のM2集団から、それぞれ8個及び11個の赤紫色の花色変異体が得られた。1Gy及び2Gy照射由来の変異体のスリップは赤紫色、アイは濃赤紫色であり、両変異体の花色による識別は困難であった。"香りの舞い"のスリップ及びアイの主要アントシアニンはマルビジン3,5-ジグルコシド(Mv3,5-dG)であった。1Gy照射由来の8個体の変異体のスリップとアイから大量のマルビジン3-グルコシド(Mv3-G)が検出されたが、そのほかに微量のデルフィニジン3-グルコシド(Dp3-G)とペチュニジン3-グルコシド(Pt3-G)が検出された。2Gy照射由来の11個の変異体のスリップ及びアイからデルフィニジン3,5-ジグルコシド(Dp3,5-dG)が検出された。"香りの舞い"と変異体のアントシアニン濃度はスリップよりもアイで高くなったことから、スリップとアイの色調の違いはアントシアニン濃度によると考えられる。これらの変異体は新品種候補としてだけでなく、育種素材としても期待される。

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